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居場所を失ったケニアの子ども達の今日を照らす

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居場所を失ったケニアの子ども達の今日を照らす

NGOモヨ・チルドレン・センターは、アフリカ・ケニアで居場所を失った子ども達に寄り添い、自立を支援する団体です。
⚪︎児童擁護施設
⚪︎ストリートチルドレンのための更生施設
の2つの施設を運営しており、本プロジェクトでご支援いただいたご寄付は⦅児童養護施設⦆の運営費用として子ども達のために使わせていただきます。

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モヨ・チルドレン・センター
NPO / NGO

アフリカ・ケニアにて居場所のない子ども達の自立支援する活動を行っています。
1999年にケニア政府にNGOとして登録し、20年以上活動を行ってきました。児童養護施設の運営・ストリートチルドレンのための更生施設運営・学費支援・給食支援の4つを活動の軸としています。

活動報告

ケニアからメリークリスマス🎅🏽🎄

2023/12/31 00:55

平素よりモヨ・チルドレン・センターの活動を応援、ご協力いただいている皆さま、誠にありがとうございます。

モヨに暮らす計30名の子ども達が穏やかな表情で今日を過ごすことができていること、心から嬉しく思います。

一方で、

スキルを身につけて卒業したはずなのに窃盗で警察に捕まってしまった卒業生がいたり、

「仕事を失ったからモヨで雇ってくれ」と求めてくる卒業生がいたり、

諸々の準備期間を経て、親族の元に返したけれど結局うまくいかず路上に戻ってしまう子がいたり…

これまでの導き方は正しかったのだろうか、と無力感に駆られることの方が多いように感じます。

この国で生まれ、複雑な家庭環境で育ってきた彼らが、経済的・精神的に自立して生きていくことがどれだけ大変かを痛いほど実感しつつ「彼らにできることはなんだろう」と簡単には見つからない答えを探す毎日です。

運営の面では、NGOを継続するための煩雑なアドミン業務に忙殺されることが多かった1年。

次から次へと増える必要書類。
平然と賄賂を要求される不条理な現実。
日本では1ヶ月で終わるような手続きが、こちらでは1年かかるようなタイムライン。

不条理にぶち当たるたびに「外国人だから、若い女性だから舐められるんだよ」と暗黙の了解を感じ取ることもあり、変えられない現実に心痛くなることもあります。

「そんなこと言ってないで、正々堂々と立ち向かいなさい」といえばそれまでで、「外国人」「若い女性」だからというのは、できない言い訳に過ぎないことはわかっています。

それでもやはりこの国でNGOを継続するというのは、正直、相当なガッツがいります。

モヨ創設者の照美さんがNGOの認可を取るために2年ほどかかったと聞きましたが、役所と真っ向から取引をするのはこんなにも労力がいるのか…と正直驚きの連続でもあります。

「あなたならできると踏んでいるから、やってほしい」と照美さんから代表に選任いただいてから、あっという間に2年が過ぎようとしています。

今振り返れば「やるしかない」と半ば勢いに任せてスタートした代表としての責務。

日々学びが増えていくことはもちろんですが、それに比例して自分の至らないところに向き合わなければならず、果てしない道のりのようにも感じることもしばしば。

その度に思い出すのは、代表に選任いただいたときに照美さんがおっしゃってくれた言葉です。

私が「経験がないので、自信がありません」と言ったら、照美さんは「現場が教えてくれるから大丈夫、やりたい気持ちだけあれば続けられる」と。

しんどいと思うことは何度もありますが、続けていくことを疑ったことは1度もありません。

情熱が消えない限り、きっとこれから待ち受けている試練もなんとかなるはずだと信じています。

長くなってしまいましたが、最後に、この1年モヨの活動を支え続け、子ども達の毎日を創って下さったご支援者さまに心より感謝申し上げます。

合わせて、一緒に働いてくれている計11人の現場スタッフの1年の頑張りに心から敬意を表したいと思います。

そしてどうか2024年も変わらぬご支援・ご協力をいただけたら嬉しいです。

皆さま、よいお年をお過ごし下さい。

【SNS更新中!】モヨ・チルドレン・センターの活動報告はSNSにてアップデートしています。

2023/08/07 02:27

日々の活動報告はSNSをぜひご覧下さい!

■ Facebook: https://www.facebook.com/thika.kenya/
■ Twitter: https://twitter.com/MoyoChildren
■ Instagram: https://www.instagram.com/moyo_children_centre/
■ Website: https://moyochildren.com/

代表就任について・モヨ・チルドレン・センター新代表佐藤南帆より

2022/05/15 12:00

この度、モヨ・チルドレン・センターの代表を務めさせていただくことになりました「佐藤南帆(なみほ)」と申します。

モヨの創設者である照美さんと出会ったのは2018年。
「ストリートチルドレンの自立に関わりたい」と18歳の頃に想い描いた夢に向かって進もうと活動を探していたときにモヨ・チルドレン・センターに出会いました。

現地でボランティアさせていただき、そんな子どもたちに深い愛を注ぎ続け、母として教育者として根気強く、ひたすらに寄り添っている照美さんの志に衝撃を受けました。

そして、「モヨと関わり続ける」と心に誓い、これまでお手伝いをさせていただいておりました。
今年2月、照美さんが天国に旅立たれ、子どもたちもスタッフも私も絶望に淵に立たされました。

それでも、照美さんが残してくださったものを受け継ぎ、続けていこうと決心し、子どもたちと現地スタッフと共に歩んでいくことといたしました。

代表就任に際して、精一杯、想いを綴らせていただきましたので、noteをお読みいただけたら幸いです。

【ご挨拶】モヨ・チルドレン・センター代表就任に寄せて
https://note.com/gentle_panda821/n/nc5b9b863531b

『生まれた環境に関わらず、自分の力で可能性を切り拓くことができる子どもたちを育てる』ことを目標に、日々学びながらモヨ・チルドレン・センターを運営していければと思っております。

至らぬ点も多々ございますが、皆様のご支援・ご指導のほど宜しくお願いいたします。

モヨ・チルドレン・センター
佐藤南帆

居場所を失ったケニアの子どもたちに、寄り添い生きる

2022/05/15 12:01

モヨ・チルドレン・センターの創設者である松下照美さん。

1994年にウガンダを訪れたときに出会ったアフリカの子どもたちに魅了され、その後、ケニアに移住し「モヨ・チルドレン・センター」設立、ティカで子どもたちの支援を開始。現地で20年以上ボランティア活動を続けてこられました。

2022年2月、照美さんは肺癌のため天国へと安らかに旅立たれました。76歳でした。
「ケニアの子どもたちと生きる」と覚悟を決め「いつかケニアに必ず戻る」と癌と闘っていた照美さん。
ホスピスのベッドの上で、モヨの子どもたちやスタッフを想い続けられていました。

「モヨ・チルドレン・センターを必要としている子ども達がいる限り、活動を続けたい」という照美さんのご遺志を引き継ぎ、これからも継続した活動を行っていけるようスタッフ一同、日々奮闘しております。

今後とも末永く弊団体の活動をご支援・ご協力いただけますように。