【ハーティン主催の緊急支援プロジェクトです】
・このプロジェクトの寄付先はハーティンが決定し、時勢にあわせて適宜変更致します。
・領収書等は、クレジットカード会社発行の領収書のみになります。
・寄付金は、プロジェクト終了の翌月か12月中旬のいずれか早い方に活動団体へ寄付致します。
※実績
第一弾:トルコ・シリア地震の緊急支援 ~2023.12.31(寄付総額 クリック分 円)
https://aarjapan.gr.jp/news/8692/
第二弾:能登半島地震の緊急支援 2024.1.1~継続中
https://aarjapan.gr.jp/news/12732/
いずれも寄付先は 特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)
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- 425,793
クリック募金プラットフォーム「HEARTiN(ハーティン)」が、この緊急支援プロジェクトに最適な団体を選出し、寄付します。
少しでも力になれたらと思います
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気持ちだけですが。トルコは親日でとても美しい国ですよね。少しでも役立ちたいです。
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AARさん、能登でも現地での活躍を期待しています。頑張ってください!
少しでも早い復興を願います。
皆さんが日常を取り戻されるまでの助けになれば。
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活動報告
能登半島地震の発生から1年半が経ち、AARはさまざまな団体と協働しながら復興に向けた活動を続けています。特に障がい者支援においては、地域の福祉施設や作業所に加え、障がい者支援のNPO法人やネットワーク組織とも連携して支援活動を進めています。
障がい者団体の連携組織である日本障害フォーラム(JDF)とAARは、障がい福祉事業所の復旧支援や障がいのある方の病院への送迎支援、視覚障がい者への支援などを連携して行っています。また、両者で情報を共有して、JDFが福祉制度に関する相談を担い、AARが家屋の応急処置を行うなど、それぞれの得意分野を活かして対応するケースもあります。
今回、JDF能登半島地震支援センターでスタッフマネージャーを務める大野健志さんに、AARとの協働についてお話を伺いました。
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AARさんと私(大野健志さん)が、初めて一緒に活動したのは、東日本大震災の時です。宮城県南三陸町の障がい者の福祉作業所が津波の被害を受けたのですが、高台に仮設のプレハブを建てる支援を手伝ってくれました。付き合いは長いのですが、能登支援で深く協働するようになって、しっかりとした理念を持った人道支援団体なんだと、AARの見方が変わりました。
震災直後、私たちはどこの施設が被災したかという情報は持っているのに、必要な支援を届けるマンパワーも資金も不足していました。そのような状況でAARとつながれたことは心強かったです。特に、震災から2日後の1月3日に珠洲市の障がい者事業所に支援物資を届けてくれた時は本当にありがたかった。
JDFは障がい者支援を専門とする組織であって、災害時の緊急支援のプロではありません。国内外で多くの緊急支援の実績があるAARさんと協働できることは、私たちにとって意義深いことです。
AARとの協働として一番印象に残っているのは、昨年9月の能登大雨の時です。聴覚障がいのある方が多く利用する能登町にある福祉作業所が、氾濫した河川からほど近いこともあり、浸水被害に遭って備品などが使えなくなりました。施設の職員の方も被災したため、JDFは職員に代わって利用者さんをサポートする人的支援に回りました。AARは、備品や什器をすぐに手配してくれました。地震に続いて大雨の被害を受けたのは本当に気の毒でしたが、普段からAARと連携していたことで、迅速な対応ができたと思っています。
被災した人々と話していると、みんな我慢している、ということをよく感じます。ある程度信頼を深めてからでないと本音を話してくれません。その点、障がい者の方や施設の職員の方と直接話す機会が多い私たちの方が、今どのようなことで困っているのか、ニーズを拾いやすい立場にあります。
そうして得られた課題をAARと共有して、どのような支援ができるかを一緒に考え、実施しています。今後も、きめ細やかな支援を一緒に続けて行きたいと思います。
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震災から1年半が経過した今も、被災地では復興に向けた課題が山積みとなって残されています。AARは、復旧できていない障がい福祉事業所への支援や、生活再建が進んでいない障がい者への支援など、誰一人取り残さない復興に向けた活動をJDFなどの団体と連携して続けてまいります。引き続きご支援くださいますよう、お願い申し上げます。
能登半島での地震や豪雨災害によってお亡くなりになられた方々に、深い哀悼の意を捧げるとともに、
被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、発災直後からAAR Japanの支援活動を支えてくださった多くの皆さまに、心より御礼申し上げます。
2024年1月1日の能登半島地震発生から1年が経ちました。AARはこの1年間、困難な状況下にある人々の中でも、
特に新しい情報や支援から取り残されやすく、自力で生活を立て直すことが難しい障がい者や高齢者、外国人への支援に注力してまいりました。
AARは今後も、特に弱い立場の方々へ支援を届けるとともに、コミュニティのつながりを強める活動に注力します。
具体的には障がい福祉事業所の復旧・障がい者への個別支援/外国人向けの日本語教室の普及と防災ネットワークの構築/
仮設住宅入居者や在宅避難者を対象とした交流サロン/孤立しがちな在宅避難者への支援、などを行います。
2年目の活動にもご支援くださいますようお願い申し上げます。
能登半島の皆さまが、愛する土地で復興を遂げられるよう、今後も全力で活動に邁進いたします。
引き続きAARの活動をお支えくださいますようお願い申し上げます。
写真:AAR Japan[難民を助ける会]理事長 堀江良彰(2024年11月14日、石川県輪島市町野町)
能登半島地震発災より1年 AAR Japan活動報告 https://aarjapan.gr.jp/campaign/noto_support_report/
能登半島地震から間もなく1年、AAR Japanは被災した障がい福祉施設への支援を続けています。石川県七尾市の福祉サービス事業所「ゆうの丘」(本田雄志理事長)は、AARの支援で損壊した作業棟2棟を再建しました。「ゆうの丘」への作業所の贈呈式が11月13日に行われ、秋空の下、利用者ら約30人が完成を祝いました。
「ゆうの丘」は10代から70代の知的・精神障がい者約30人が働く作業所です。AARが再建したのは、「ゆうの丘」の主要な収入源だった乾燥シイタケの製造小屋、アルミ缶プレスの作業所の2棟です。シイタケの製造小屋は地震で瓦が落ちるなどして使用が難しくなりました。アルミ缶のプレス作業は、地面がひび割れて段差が付き、重さ460キロのプレス機も倒れてしまいました。
新しい作業棟はいずれも「ゆうの丘」の敷地内にあり、入り口はガラス張りで採光がよく、雨風をしっかりと防ぐことができます。「ゆうの丘」の本田雄志理事長は、「AARは地震発生2日後の1月3日に早くも支援物資を届けてくれた。地震で働く場を奪われたことは大きな痛手だったが、シイタケ乾燥小屋、アルミ缶プレス作業所を再建していただき、復旧・復興に弾みがついた。本当に感謝しています」と話しました。
能登地方では、生活・地域再建に向けた懸命の努力が続いています。引き続き、AARの能登被災者支援へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
写真:シイタケ乾燥小屋の完成を喜ぶ「ゆうの丘」のみなさんとAAR理事長の堀江良彰(前列中央)(2024年11月13日 石川県七尾市)
(写真)停電と断水が続く輪島市町野町の仮設に使い捨てトイレなどをお届け(2024年9月、石川県輪島市)
石川県能登地方で2024年9月21日、記録的な大雨によって河川の氾濫や土砂崩れが発生し、1月に発生した地震の被災地が、再び甚大な被害に見舞われました。かつて例を見ない過酷な「二重被災」の状況に、「なぜ、また能登なのか」と嘆く声も聞かれます。AAR Japan[難民を助ける会]は、9月22日から緊急支援を開始。避難所での炊き出しや仮設住宅への物資配付、外国人被災者や福祉施設への支援などを行っています。
AAR緊急支援チームが入った、輪島市町野町では鈴屋川が氾濫し、大量の土砂と流木が押し寄せて、粟蔵地区などに甚大な被害が出ていました。AAR緊急支援チームは土砂崩れや陥没で不通になった道路を迂回しながら、町野町第二仮設に到着し、高齢の身体障がい者がいる世帯に汗拭きシート、使い捨てトイレを届けました。ご家族からは「停電と断水が続き、介護しようにも身体を拭いてあげることもできずにいたので、本当に助かりました」とも言葉をいただきました。また、粟蔵地区では電気も水もないため、浸水した家屋の泥かき作業も難航していましたが、AARは泥かき用の清掃道具を提供しました。
地震に続く災害に見舞われた住民からは「心が折れそうだ」という言葉が何度となく聞かれました。AARは被災者に寄り添いながら、支援を継続してまいります。今後ともご協力のほどお願いいたします。
(写真)家屋が倒壊したままの住宅地を歩く子どもたち(2024年4月、石川県輪島市)
地震発生から半年、被災地では復興が進む一方、今も約2,200人が避難所生活を送っています。AARは被災地の課題に対応するため、石川県七尾市に拠点を置いて、被災地支援を続けています。半年間の活動および今後の取り組みを報告します。
AARは地震発生直後から、協力団体や企業と連携して炊き出しや、緊急支援物資の配布を行いました。現在は仮設住宅入居者への家電提供、被災者支援制度の申請サポート、傾聴・マッサージなどの支援に取り組んでいます。また、住民のコミュニティー形成をサポートするため、仮設住宅内の集会所・談話室に備品類を提供する予定です。
能登半島地震では、障がい者福祉施設も被災し、建物や設備の損壊、施設利用者や職員自身の被災、福祉作業所の仕事の激減などの問題が発生、被災地の復興から障がい者が取り残されかねない状況にあります。AARは、障がい者福祉施設への地元団体と連携して、支援物資の配布を行ってきましたが、現在は福祉施設の復旧・再開支援と障がい者の個別支援を進めています。
【AARの主な支援活動】
・炊き出し:約17万食 ・物資配付:7,162名 ・マッサージ・リハビリ傾聴:67名
・お風呂カー入浴支援:357名 ・家電提供:272名
・生活再建相談会:157名 ・在宅被災者支援:11世帯22名 ・福祉施設:5世帯250名
また、外国人支援に取り組む地元団体と連携し、言葉や習慣の違いから情報にアクセスできずにいた外国人に支援物資を届け、関連団体や自治体につなげる活動も行ってきました。今後は地域住民との意思疎通を円滑にし、外国人の防災ネットワークづくりの中心となる日本語教室の拡充を計画中です。
AARは、これまで積み上げてきた被災地支援の知見を生かして、能登の皆さんと引き続き連携して、被災地の復旧と復興に尽力してまいります。